PW-M800の中身をどうにかしたい。

190922:作成
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 PW-M800こういうの自由にいじりたいよ……


■経緯
実は去年の今頃くらいにSharpの電子辞書PW-M800のジャンクを手に入れて分解している。
同じ機種を実使用してもいるが、このサイズでフルキー有りのハードウェアが自由に弄れれば楽しいだろうな思うのよ。
でも、バラしてみて、こりゃ無理かも……
この機種ではCPUはCOBされていて、全くCPUの素性が分からない。
シルク印刷にある「1368MLB」でググっても、それらしいのは引っ掛からない。まあ、たぶん基板製法かなにかの番号なんだろう。
ほとんどは辞書データ用のメモリで構成されている。

PW-M800の中身

分解した当時に判る部品だけでも調べてある。それになんとなく構成は類推できる。

部品調査

まず気になるのは、メンテナンス用なのかTXD、RXD、/RP、GNDの信号パッドが出ている点。
/RPはリセットパルスの略か?
LCDへのフレキシブルケーブルは、信号線数が少なく、コントローラーを持っているLCDモジュールではないか。
ほぼ中央に4個分のパッドがあり、3個しか実装されていないのは、多分データ用のメモリ。
近そうな型番はMR27T12800(16Mx8)だけど、これはP2ROMというものらしく。OTPっぽいもの?
これらROMと別扱いっぽいFlashメモリがLH28F800(512Kx16)。これがおそらくプログラム用だと思われる。
ちょっと小さめなのがBS62LV20068(256Kx8)。これはSRAMのようだ。
16Mx4以上のアドレス空間を持っていて、多分内蔵メモリを持たないCPUかもしれない。
でも、これだけじゃCPUの素性が判るわけがない。
実はプログラムメモリらしいLH28F800を剥がしてある。
アドレスが20本だけど、どうやって読み出すか。残念ながら汎用ROMライターは持っていないし。
ダンプリストを見て、CPUを類推できるだろうか? 

そんな訳で手詰まり状態。どっちかと言うと「分解GoGo」ネタか?


メーカーは、型落ちモデルで良いから開発環境とかを公開してくれないかなあ。


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